風筒(かざづつ)
前回記した風音を便利に使用するための道具。
風音以外でも使うところはあるが性能的にも風音で使用するのが一番良い。
風筒
吹き矢のような見た目をしているが吹き矢よりは一回り大きい。大体水筒ほどの大きさになっている。
この道具は風を一方的にもう片方の風筒に送ることができる、これは途中に障害物があってもいくら強い風があっても遮られることはない。
ただ風を送るだけの道具のため天狗の羽団扇のようなことはできず、風音以外での使用はお勧めしない。
風筒にはいくつか種類がある。
風筒・甲
いたって普通な風筒。風の速度も速くないうえ安価なので一般的に使用されている。
風筒・乙
一段階性能が上がることで利便性が結構上がった一品。風の速度がそこそこになり、夏であれば涼しいと感じられるようになった。
風筒・丙
風筒の最終形と言われている。これは台風より少し弱いぐらいの風を生み出せる。ここまで風が強くなると戦闘で使用しても良いぐらいになっている。
一般的な連絡手段としては甲がよくつかわれている
戦闘で使用でき風音で声を送るのも早い丙が前線情報員の中では使用されている。
風筒・丁
昔ある人が作ったとされている、一つ使えば土地が削られあらゆるものを貫通したとされている。制作方法は本人しか知らない。風音で使用すればいくら離れていても直接話しているのと変わらないほどらしい。